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Live Like A Cat(LLAC)がチャリティオークションを開催【NFTによる新しい寄付の形】

2023年3月3日

この記事のまとめ

  • 2023年2月22日にLLACはチャリティオークショーンを開催し、D×P(ディーピー)へ8.6ETH(約190万円)を寄付
  • D×Pはさまざまな境遇にある10代を孤立させないために活動する認定NPO法人
  • NFTで寄付金を募る新しいNFTの活用方法

こんにちは、タイ在住日本人クリプトブロガーのShinです。

この記事では2023年2月22日に行われた、LLACのチャリティオークションについて紹介します。

NFTプロジェクトは「価格」が注目されがちですが、NFTの使い方次第では社会貢献も可能です。

LLACはNFTを通じて「時代の針」を進めようとしています。ぜひ最後まで読み進めて、LLACの新たなチャレンジについて知っていただけると嬉しいです!

この記事の筆者について知りたい方がいれば、下記の記事をチェックお願いします。

Live Like A Cat(LLAC)のチャリティオークションとは

LLAC Charity Auction

LLACは2023年2月22日("ニャンニャン'猫の日)に、認定NPO法人「D×P(ディーピー)」へのチャリティオークションを行いました。

オークションの期間は1時間で、価格が10ETH→0.001ETHに下がっていくダッチオークション形式で開催!

今回のチャリティオークションでは3体のLLACが出品され、すべて完売して8.6ETH(約190万円)がD×Pへ寄付されました。

認定NPO法人「D×P」とは

D×P(ディーピー)

D×Pは「10代をひとりにしない」を合言葉に、不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代を孤立させないために活動する認定NPO法人です。

日本の10代を取り巻く社会課題

  • 不登校の中高生:23.9万人
  • 高校中退:4.2万人
  • 10代の無業者:9万人
  • こども(17歳以下)の貧困:7人に1人など

D×Pは、「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を目指し、若者がどんな境遇にあったとしても自分の未来に希望を持てる社会構造の構築が目的です。

D×Pは定時制高校とオンラインを通じて、生きづらさを抱えた10代と出会い、セーフティーネットの形成に取り組んでいます。(詳しい活動内容はこちら

D×P概要

認定NPO法人名D×P(ディーピー)
代表者今井紀明さん
ホームページhttps://www.dreampossibility.com/
ツイッターhttps://twitter.com/npo_DxP
Shin
今回のチャリティオークションが開催されるまで、D×Pの存在を知りませんでした。また、10代の方で辛い経験をしている方がこんなにも多いことを知りませんでした……。

チャリティオークションに出品されたLLAC

チャリティオークションに出品されたLLACは、うむ子さんがD×Pのことを考えながら選んだ3体です。

うむ子さんのメッセージを添えて、チャリティオークションに出品されました。うむ子さんのメッセージも読んでみてくださいね。

  1. 子供の神格化のような意味を持つ猫又 Nekomata #11622
LLAC Nekomata #11622

落札者:ゆはな@副業ブロガー×NFT投資さん
落札価格:2.5ETH

2. ギブの循環を体現してくれた方に迎えてほしい親子ドロ Doro #12801

LLAC Doro #12801

落札者:TAKAYAさん
落札価格:2.3ETH

3. 与える人ほどさらに豊かさがやってくるそんな縁起の使いとしての招き猫 Maneki #12781

LLAC Maneki #12781

落札者:しゅうへいさん
落札価格:3.8ETH

Shin
投機的な要素のあるNFTを利用した寄付ができるのは、LLACのコミュニティだからこそではないでしょうか。価格よりも社会的価値が重視されているように感じます。

Live Like A Cat(LLAC)のNFTで寄付を行う社会的な意味

LLAC Charity

今回のLLACのチャリティオークションを通じて、NFTで寄付金が集まるという新たな実例ができました。

2023年3月時点のNFTは、一般的に売買を通じたお金儲けに使われています。

しかし、NFT運営者によっては今回の寄付やweb3時代のアニメ制作のためのクラウドファンディングなど、NFTの新しい活用方法にチャレンジしています。

このような新しい使われ方により、NFTの社会浸透が徐々に進んでいくでしょう。

NFTの社会貢献はブロックチェーンに刻まれる

NFTを通じた寄付やクラウドファンディングを行った場合、その履歴がイーサリアムブロックチェーンに刻まれます。

そのため、イーサリアムブロックチェーンが壊れない限り、寄付や支援の履歴が未来永劫に残り続けます

LLACが今回行ったチャリティオークションでは、落札者に特別なSBTが送られました。このSBTは寄付をした証明だけでなく、その人のweb3時代の活動の証明にもなります。

Charity Auction SBT

SBTとは?
SBTとはSoundbound Token(ソウルバウンドトークン)の略で、売却や転送ができないトークンです。(NFTは売却や転送が可能)
SBTは発行者と購入者の結びつきが強いため、今後の利用方法に注目が集まっています。

Shin
寄付の活動履歴はこれまで、本人が公表するまで明かされませんでした。しかし、ブロックチェーンを使用すると誰でも確認できるようになります。

ブロックチェーンは社会にまだまだ普及していない

今回の寄付金は、LLACファウンダーのしゅうへいさんからD×Pに日本円で送金が行われました。

ブロックチェーンや仮想通貨が普及すると、振り込みの手間も誰かを信用する必要もなくなります。現在の金融システムでは、今回のようにしゅうへいさんが発信しなければ、寄付金が本当にD×Pに送金されたのかわからない状況です。

Shin
税制の問題もありますし、ブロックチェーンによるトラストレスな社会の実現はまだまだ先になりそうですね。しかし、LLACのNFTを利用したチャリティオークションにより、「時代の針」が少しずつ進んでいるのを感じます!

LLACはデザインやアート、思想、社会貢献、仕事の価値観など、さまざまな気づきを与えてくれるプロジェクトだと思っています。

今回のチャリティ企画でD×Pの存在を知ることができました。LLACを持っていなければ、D×Pの活動を知らなかったでしょう…。

これからもLLACを通じて、自分のOS(自分自身)をアップデートしていきたいですね!

2023年3月21日にうむ子さんのフリーミントNFTが出るのでお見逃しなく↓

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