
ビットコインの決済にかかる時間ってどのくらいだと思いますか?
平均時間は、直近で27分です。
"遅すぎ!"と思った、そこのあなた。
ひろゆきさんと同じですね。
ビットコインの決済確定にかかる平均時間は、直近で27分。
— ひろゆき (@hirox246) January 15, 2022
仮想通貨に精通してると自称してビットコインの決済時間を知らないなら嘘吐きですよね。
もしくは、人を騙そうとして誤魔化してるとかですかね?https://t.co/gGVcZLcttD pic.twitter.com/gNWRpSr92l
”仮想通貨に精通してると自称してビットコインの決済時間を知らないなら嘘吐きですよね。
もしくは、人を騙そうとして誤魔化してるとかですかね?”
ひろゆきさんの言いたいことは、"仮想通貨なのに、27分もかかっていたら、通貨として使えないよね"ということだと思います。
確かにそうかもしれませんが、ビットコインに対して誤解があると思います。
ビットコインは、決済としては遅いのか!?
この記事を通じて、ビットコインの決済スピードや、どの様にビットコインが使われているのかチェックしていきましょう。
ビットコイン決済は、遅いのか?
結論は、場合によります…。
どういうことかと言うと、
ビットコインをコンビニやレストランの支払いに使うには遅すぎます。
お会計をする際に、27分も待っていられませんよね。
店内に大行列ができてしまいます。
反対に、海外送金をする際に27分でしたら、めちゃめちゃ早くないですか。
私はタイに住んでいます。
日本からタイに海外送金をしようとすると、時間がかかります。
例えば、ゆうちょ銀行だと最短で4営業日後。
そして、手数料は7,500円(窓口取扱)。
さらに為替手数料も取られます。
面倒な書類への記入もあります。
※ゆうちょ銀行に対して、悪意はありません。
一方ビットコインは、たった27分で世界中のどこにでも送金できます。
手数料は、30円もかかりません。(参考資料)
為替手数料もかかりませんし、仮想通貨ウォレットを持っていれば、面倒な書類の記入もありません。
海外送金のことを考えると、圧倒的にビットコインの方が早いし、便利ですね。
ライトニングネットワーク
実は、ビットコインの決済を早くする方法があります。
ライトニングネットワークを使用することで、決済スピードを早くすることができます。
どれくらい早いかというと、これくらいです↓
Lightningのすごさが分かる動画です。 https://t.co/3mXpKSey7V
— shincryptoth.btc(🇯🇵,🇹🇭) (@shincryptoth) September 24, 2021
ライトニングネットワークを使用することで、一瞬で決済できていますよね。
しかし、ひろゆきさんは、ライトニングネットワークに対しても問題提議しています。
ライトニングネットワークの10%のノードが8割のビットコインを抑えてるという中央集権構造になってるのも知らないで書いてる人ですかね?https://t.co/Fqx9Y3pe3V https://t.co/G1GPwg7G3P
— ひろゆき (@hirox246) January 15, 2022
簡単に言うと"力のある人が全体の10%もシェアを持っているため、不正が起こる可能性がある"ということですね。
確かに、ひろゆきさんが不安に思う気持ちも分かりますね。
情報をまとめると、
- ビットコインネットワークは、決済に27分かかりますが、分散化されていて安全。
- ライトニングネットワークは、決済は早いですが、中央集権構造で不正が起こる可能性あり。
中央集権構造で不正が起こる可能性があるのは、銀行と変わらないですけどね。
何を使うかは、私たちの自由です。
誰がビットコインを使うのか?
去年、法定通貨をビットコインにしたエルサルバドルという国を知っていますか?
この国では、なんと国民の70%の人が銀行口座を持っていません。
また、国内総生産(GDP)の2割にあたる60億ドルが、国外(主にアメリカ)から海外送金されています。
銀行口座がないことや、海外でお金を稼いで自国の家族に海外送金するなど、日本に住んでいるとイメージできないですよね?
でも、その様な生活を強いられている人たちが世界にはいます。
エルサルバドルなどの発展途上国にとっては、ビットコインを使う価値があると考えています。
ビットコインを使うことにより、一生懸命働いて稼いだお金を、なるべく減らさずに大切な人の元へ届けることができます。
銀行を利用せずに、ダイレクトに届けたい人にお金を送金可能。
海外送金の高い手数料や面倒な書類も書く必要がありません。
銀行や国よりも、ビットコインの方が親切だと思いませんか?
ビットコインは決済よりも、価値貯蔵手段
ビットコインは決済よりも、価値貯蔵手段として優秀です。
理由は、以前の記事で紹介しています。
ビットコインは、デジダルゴールドと呼ばれています。
なぜかというとビットコインは、希少価値があるからです。
ビットコインは、年々需要が増えてきていますが、供給量は年々減るように設定されています。
欲しい人が増えているのに、買える量が減れば、価格は上がっていきますよね。
国が作ったドルや円とは、仕組みが違います。
そんなビットコインを決済に使ってしまうのは、私はもったいなくてできないです…。
ビットコインは、仮想通貨取引所のレンディング、またはDeFiで運用。
ガチホしながら、コツコツ増やしていくのがオススメです。
決済の話に戻りますが、
ゴールドなのに、27分で世界中に送金できるって、逆に早いと思いませんか?
実際に金塊を送ろうとしたら、重いし、場所取るし、輸送に時間とお金もかかるし、めちゃめちゃ時間がかかりますよ。
またビットコインを違う仮想通貨に替えることで、決済スピードの問題は解決できます。
DeFiを使用すると、ビットコインを担保に仮想通貨を借りることもできます。
ビットコインは、現在のお金よりも全然自由ですよ。
まとめ
- ビットコインの決済は、平均で27分かかる
- 決済時間を短縮したい場合は、ライトニングネットワークを使用することで、一瞬で支払い可能
- 海外送金としては、現在の通貨よりもビットコインの方が断然早い
- ビットコインは決済よりも、価値貯蔵手段として使うのがオススメ
ひろゆきさんの今回のツイートは、ビットコインを勉強するいいチャンスになると思います。
ビットコインを勉強することで、お金について少しずつ知識を深めることができます。
またビットコインは、私たちが思っているよりも自由に使うことができます。
ビットコインの価格だけでなく、ビットコインを持つことで何ができて、どんな未来が来るのか想像してみると楽しいですよね。
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